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メタノール自動車

メタノール自動車とは、アルコールの一種であるメタノールを燃料として走る自動車です。石油代替のクリーンな液体燃料として有望視されています。メタノールは天然ガスや石炭から製造されますので、天然資源の有効利用にも役立つことが出来ます。

メタノール車には、ディーゼル車をベースに改造したディーゼルタイプと、ガソリン車をベースに改良したオットータイプの2種類があります。主にディーゼル代替車として、メタノール自動車の普及に向けた開発がされてきました。排出ガスに粒子状物質が含まれていないため、いずれも黒煙をほとんど排出しません。

使用燃料は100パーセント純粋なメタノールを燃料とするタイプと、メタノールにガソリンを15パーセントだけ混合させたメタノール混合燃料タイプの、2種類の開発が進められています。メタノール自動車はガソリン車と同じように、エンジンで燃料を燃やして走る仕組みになっています。そのため、作るのに技術的なハードルはそれほど高くはありません。通常の車と同じような装置や性能も持っています。

現状では、水素を高圧ガスとしてボンベに蓄え、車両に搭載する方式が実用化されつつありますが、航続距離や燃料の積載性を考慮した場合、液体燃料の方が有利であり、これらの観点からメタノールは有望な燃料の一つとして考えられています。

しかし、メタノールの発熱量は軽油の約半分になりますので、単位燃料当たりの走行距離は短くなります。そのため、ガソリン車に比べると同レベルの走行距離を確保するためには、燃料タンクを大きくしなければなりません。

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